レジやお金の管理を行うのが主な仕事となるキャッシャーですが、ナイトワークでこの言葉を使うとき、主にキャバクラの従業員を指すのが一般的です。
飲食店であればどのお店にもレジがあり、そこでお金の清算を行うものですが、キャバクラはその仕事を専門としている人がいるためキャッシャーという職種が確立しており、それによって「キャッシャーと言えばキャバクラ」というイメージが定着していると思われます。
ガールズバーのキャッシャー求人は貴重
キャバクラ以外のナイトワークにもないわけではありませんが、例えばガールズバーのキャッシャーというのは、その募集自体がキャバクラと比べると稀です。
求人情報が非常に少ないのが現状。
ガールズバー自体は人気が出てきているので、女性の求人そのものは少なくありません。
男性の求人もホールなどであればよく出ていますが、キャッシャーとなると数が減ってしまいます。
もしキャバクラではなくガールズバーのキャッシャーにこだわるのであれば、求人情報をこまめに集める努力をしましょう。
男性向けナイトワーク専門求人サイトを常にチェックし、求人が出たらすかさず問い合わせをすることを心がけていれば、数少ないチャンスをものにできるはずです。
キャバクラとガールズバーの働き方の違い
そもそも、キャバクラのキャッシャーとガールズバーのそれにはどのような違いがあるのか、これを知ってから求人情報を集め始めた方がいいかもしれません。
どちらも同じ、レジやお金の管理を行う仕事ではありますが、営業時間が異なることがあります。
営業時間が異なれば働き方も異なってくるはず。
キャバクラは風俗営業の許可を受けているお店。
女性キャストが同じテーブルで男性客の隣に座り、一緒にお酒や会話を楽しむという接客スタイルです。
このような風俗営業の許可を受けたお店は営業時間が決められており、特に夜は深夜0時以降はお店を開けることができません。
地域によっては午前1時まで営業が許可されているところもありますが、いずれにしても深夜は営業が禁止されているのです。
一方のガールズバーは深夜酒類提供飲食店と呼ばれる分類であり、キャバクラのような男性客の隣に座った接客は許されていません。
そのため、営業時間には規制がなく、24時間いつでもオープンさせることが可能です。
この違いは相当大きいでしょう。
夜に働きたい、でもキャバクラだと0時を回ると働くことができない、ということもありますが、ガールズバーだったら深夜から早朝まで働くことが可能です。
そこに魅力を感じ、キャバクラではなく敢えてガールズバーのキャッシャーを選ぶという選択もあるのかもしれません。
自分に合った働き方にマッチしたお店を選ぶ、その先にキャバクラかガールズバーかの選択が出てくるのでしょう。